WordPress高速化対応
WordPressで一点だけ気になったこと
WordPressに移行中、いろいろな意味で大満足だった僕ですが、実は一点だけ気になったことがありました。
それはレスポンスの悪さです。
移行前のブログ(さくらのブログ)と比較すると、気のせいとかタイミングとか、そんなレベルの話しではないくらいに、レスポンスが悪くなってしまいました…
この重さは一体何なのか?
早速webで情報を漁って調べてみると…
WordPressって、サイトを閲覧した段階で動的にページを生成(※1)するようです。その分の処理時間があるのでレスポンスが悪くなってしまう訳なんですね〜!
※1:わかりやすくファーストフードで例えると、「注文を受けてから調理を開始します」みたいな感じで、調理している時間待たされるので、その分レスポンスは悪くなります。
でもWordPressって、プラグイン等を使用することで、その弱点のような部分に対応可能らしく、それ知ったらますますWordPressが好きになってしまいました(笑
WordPress面白すぎる(笑
改善前(これは酷い)
そこでまず、レスポンスが悪いと気になった時点の状態をPageSpeed Insightsを使用して計測してみました。
※移行直後のやや古い話題なので、URLが現在のURLとは異なります。
モバイル:62/100
PC:68/100
これは酷い…
サイトのレスポンスが悪いことのデメリットはいろいろありますが、個人的に許せないのは、
サイトを閲覧して、
キモチワルイ
こと
その一言に尽きます。
これは理屈ではない。
レスポンスが悪くてイライラするようなサイトは駄目でしょ!キモチワルイでしょ!
そんなサイト僕なら見ませんよ!
今まで所有してきた車やPCは、レスポンス重視で選んで購入し、さらなる気持ちよさを追求してチューニングしてきた僕にとって、自分のブログのレスポンスの悪さは屈辱的でもあります。
それからIT系の高速化は本業だしね!
畑違いでも高速化ならノウハウあるし
「まかせろよ!」
って感じです(笑
改善後(上出来)
で、軽く徹夜して調べながら試行錯誤を繰り返し実施した高速化対応後の結果は、こうなりました。
※移行直後のやや古い話題なので、URLが現在のURLとは異なります。
モバイル:83/100
PC:93/100
もう少しやれるかも知れませんが、とりあえずここまで出せたら満足です。実際にレスポンスも比較にならないくらいに良くなりました。
これならレスポンスで、
キモチワルイにはならない
かな(笑
※以上、移行最終日の4月3日の出来事でした…
実施内容
最後に、今回の高速化で実施した内容ですが、最終的には以下の3つのプラグインを追加して使用しています。
- WP Fastest Cache
- Scripts-To-Footer
- EWWW Image Optimizer
キャッシュ系プラグイン(ページキャッシュ、ブラウザキャッシュ)
外部CSSと外部JavaScriptの読み込みをフッターに移動するプラグイン
画像圧縮系プラグイン
個々のプラグインの説明は、他の先人達のブログ等を参照していただくとして…
特に一番効果が出たのは、キャッシュ(※2)系のプラグインのWP Fastest Cacheでした。
※2:わかりやすくファーストフードで例えると、作り置きするような感じになります。注文から品物を渡されるまでの待ち時間が短くなり、レスポンスは改善します。
実は他にもキャッシュ系のプラグインを試しましたが、途中不具合も何度か発生しました。
そこも事前に調べていて全て想定内だったので、復旧してさらに他を試してのトライアンドエラーを繰り返し、最終的にWP Fastest Cacheに行き着きました。
WP Fastest Cacheは日本語対応されていて分かりやすく、さらに使いやすく、そして効果も高かったです。
WP Fastest Cacheの主な機能は、ページキャッシュとブラウザキャッシュなので、今回は他のキャッシュ(データベースキャッシュ、オブジェクトキャッシュ等)は未対応です。
こちらについては、今後記事が増えてデータベースの検索等がボトルネックになってきたら、対策を考えようと思います。